後期臨床研修プログラム

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外科専門医育成ハブセンター誕生!!
(2013年度新設)

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後期臨床研修プログラム

目標
  • 外科医として基礎を学び、総合力を身につける。
  • 外科学会専門医に必要な症例を経験する。
  • 地域医療を担う外科医としての役割を理解し、実践する。

カリキュラムの細分化でフレキシブルな研修が可能に。

当科ではカリキュラムを細分化することにより、様々な状況に対応できるようにしています。最短で卒後6年で研修を達成できますが、カリキュラムの途中で個々人の希望やキャリアに合わせ研修を中断、再開することが可能です。

後期臨床研修

「総合力を身につける」

ベーシックレジデントカリキュラム

所属:長崎大学病院

期間:1年間

テーマ: 基本手技獲得、総合的な研修

主な資格:外科学会入会 (6月までに)

スーペリアレジデントカリキュラム

所属:連携病院群

期間:2年間

テーマ: 手技技能の習得、地域医療を担う、多くの手術経験

主な資格:外科専門医、予備試験

“途中から研修に参加したい。”
“家庭の事情が・・・”
そんな人たちの悩みに答えます。

Q&Aへ

ベーシックレジデントカリキュラム

  • 長崎大学病院外科修練医として基礎を学ぶ。
  • 各診療グループを1~2ヶ月サイクルでローテーションする。
  • 学会発表、学会参加を行い、全国そして世界に目を向ける。

長崎大学病院全体でサポートするローテーション

長崎大学病院はすべての診療科が整っています。当科で補えない、呼吸器外科や心臓血管外科などに関しても、他科と連携し、研修を行います。このローテーションスケジュールにより、一般病院で経験数の少ない、呼吸器外科、心臓・大血管、末梢血管、小児外科の経験も十分に積めます。

日本外科学会外科専門医制度

最低手術経験数 350例

領域別分野を問わず
術者として 120例
術者・助手を問わず
消化管及び腹部内蔵 50例
乳腺 10例
呼吸器 10例
心臓・大血管 10例
末梢血管 10例
頭頸部・体表・内分泌外科 10例
小児外科 10例
外傷 10例
領域別分野、術者・助手を問わず
鏡視下外科 10例

修練医ローテーション・スケジュール

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
A 下部 心外 内分泌 上部 胸部 小児 胆膵 肝臓
B 胆膵 下部 内分泌 肝臓 小児 上部
C 内分泌 肝臓 胆膵 上部 胸部 下部 小児

いち社会人として

あなたはタクシーでの席順のマナーがわかりますか?招待状やお礼のお手紙の書き方が分かりますか?まずは社会人として様々なマナーを学び、外科医としてだけでなく、社会人としての教育も十分に行います。

手術適応を学ぶ

大学病院はハイリスク症例や高難易度手術も多く、厳しい手術適応が求められるため、慎重な判断力が必要です。

手術を学ぶ

助手だけでなく、時には術者として参加することにより、手術の基礎とスキルを学んでいきます。多くの分野を回り、基本手技がいかに重要かということを認識します。

病棟管理を学ぶ

病棟管理においては修練医を中心に行います。様々な検査から病理検体の扱い、紹介状の書き方まで、指導します。はじめての手術なども様々経験しますので、上級医に相談しながら、周術期管理を学びます。

学会発表・国際学会参加

早い時期から、学会発表、学会参加を行い、全国に目を向けることを目標としています。毎年若手を中心に海外学会に参加、日本で導入されていない手術法などを学びます。また、英語でのコミュニケーション能力の重要性を学びます。

スーペリアレジデントカリキュラム

  • 当科連携病院で質の高い外科研修を行う。
  • 術者、第一助手として経験し、展開力、遂行力を身につける。
  • 地域医療に担う外科医の役割を理解し、実践する。

バラエティーに富んだ連携病院群

大学病院で修錬を積んだ後、連携病院で外科研修を行います。離島の中核病院、地域の中核病院、三次医療機関と様々な病院があります。指導医の先生方も個性豊かな先生ばかりですので、充実した研修が送れます。

豊富な経験数と外科医としての自覚

地方の病院は都会と比べ、十分に手術ができるのだろうか。心配はいりません。外科医として経験を積むには十分な症例数がそろっています。術者、第一助手としてどんどん経験を積み、“手の動く外科医“の育成を目標にしています。技術だけではなく、手術場の雰囲気作り、手術時の患者への説明、安全な周術期管理などスムーズに行うことで安定した手術成績が得られます。

地域担う外科医

外科医は地域を守るために日々戦っています。離島を始め、長崎は交通の便が悪い地域が多いため、様々な疾患に対応できる総合力を持った外科医が必要です。手術、救急疾患、内視鏡検査、化学療法、重症患者の全身管理など様々な分野の知識と経験が必要です。地域の住民の健康を守るために外科医は大きな期待と責任を背負っています。

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